美容クリームを使う時、使用量はどうしていますか?
ポンプ式ならば、必要な量が出ますが、ジャータイプだと分かりにくいですよね。
30代に入って、肌の調子が悪くなったからと、美容クリームを買ってみたものの、どれくらい使えば良いのかと感じる人もいるのではないでしょうか。
製品パッケージの裏側によく書かれている目安量の表記に多いのが「適量」・「さくらんぼ大」・「パール大」・・・。
さくらんぼもパールも、日常的に馴染みのないものなので、分かりやすくないと感じてしまいます。
結論から言うと、肌によって、ベストの量は異なります。
また美容クリームのテクスチャーによっても、全て違います。
ただ、最近の美容クリームは、ノビが良く、少量でも保湿効果に優れているものが多いです。
同じ30代でも人によって適量はもちろん違う
触ってみたら、みずみずしいジェルのようなものだからと、たっぷりと指に取ってしまうと、首にも手にも広げても、まだ余るという状態になってしまいます。
美容クリームでも浸透しきれないほどの量をつけてしまうと、乾燥する時に肌が持つ水分を奪ってしまいます。
また顔は部位ごとにもコンディションが違います。
同じように塗ると、おでこには過剰だけれど、口元には不足しているという状態も起こりえます。
美容クリームには油分が多く含まれていますので、多く塗ると、べたつきやテカりの原因になってしまいます。
30代は油分量が20代よりも増えますので、塗り過ぎによって、角栓が詰まったり、大人ニキビを起こしてしまうこともあります。
つけ方が悪いために、保湿成分・美容成分が豊富な美容クリームの良さを実感しないのはもったいないです。
だから、美容クリームは少量ずつつけて、足りない部分は重ねづけするようにしましょう。
まずは乾燥しやすい頬を起点にして、伸ばしていくと、失敗しません。
全部伸ばしてから、最後に物足りない箇所には重ねづけします。
美容クリームは付け方次第で効果も変わってくる
美容クリームに限らず、化粧水や美容液をつけた後も1~3分ほど置いて、浸透してから、次のステップに進まないと、混ざってしまい、それぞれの効果が薄れると考えられています。
美容クリームも、少しずつハンドプレスしながら重ねていくほうが浸透します。
この時、力任せに押し込むのではなく、手のひらの温度で温めて溶かすようにして、そっと当てるだけでOKです。
指先はつい力を込めやすくなるので、手のひらを使うと、強くなりすぎません。
スキンケアのために手やコットンを使うことも、厳密には肌への刺激となります。
ましてや、化粧水、美容液など前段階でも、肌にタッチしています。
行程を増やすことで摩擦を増やし、かえってマイナスになると考える化粧品会社もあるほどです。
スキンケアは丁寧にするだけで、美肌効果を高めます。
自分の手でコンディションを探りながら、ベストな量をはかってくださいね。
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