メイクをしたらクレンジングは絶対に行わないとなりません。
メイクが皮膚の上に残っていると、毛穴詰まりや肌を酸化させてしまう原因になります。
またスキンケアをする上でも、余計なものが残っていたら、美容成分が入っていきません。
第一、皮膚にある毛穴とは、体内の老廃物を排出する器官なので、塞いでしまうことは、体にとっても良くないことです。
30代になると、肌が乾燥しやすくなります。
リッチなスキンケアや美容クリームの取り入れなど、保湿力の高いものに変えている人も増えているでしょう。
しかし与えているのに、イマイチ効果が出ない人は、クレンジングに原因があるのかもしれません。
クレンジングや日焼け止めは肌にとても負担をかけていることを知っていましたか?
というのも、クレンジング料は肌にとって負担をかけるもの第2位と言われているからです。
ちなみに、第1位は日焼け止めです。
その中でも洗浄力が強いのはオイルクレンジグです。
これはメイクの主成分が油なので、同じ性質の油を使う方が溶けやすくなるからです。
しかしオイルだけだと、水で洗い流すことができないので、界面活性剤を入れないと流れ落ちません。
オイルクレンジングはオイルが7~8割なので、その分、界面活性剤も大量に投入されることになります。
さらに皮脂もオイルとよく馴染み、一緒に落としてしまうので乾燥しやすくなります。
だから、30代の肌にはオイルクレンジングでは刺激が強く感じてしまいます。
使用後は肌がすぐに突っ張ってしまい、結果、潤いを与えるために、美容クリームを大量に塗り重ねなければなりません。
メイクを落とすことは大切ですが、肌負担が少ないクレンジング料でメイクオフをした方が肌の状態を上げてくれます。
今の30代の方はオイルクレンジングの大ブームの最中にメイクを始めた人が多いので、ポイントメイクから全て一気に落とすことが習慣として染みついていると思います。
しかし、20代前半のように、適当なスキンケアをしていても、時間が経てば水分と油分バランスが整うわけではありません。
肌が乾燥するのは顔を洗いすぎてるから!スキンケアにメリハリをつけることが大切
出来る限り、マイルドに落とすことが必要です。落としにくいポイントメイクは個別に落として、クリームクレンジングやミルククレンジングなどのマイルドな洗顔料で落とすようにしています。
界面活性剤の配合量も少ないですし、洗浄力がマイルドなので、洗い上がりの肌も柔らかいです。
さらにW洗顔不要のものを選ぶようにしています。普通の洗顔フォームにも界面活性剤が配合されていますので、二重で負担を与えることになるからです。
さらに、何度も顔を擦ることで刺激になってしまいます。
皮脂量が過敏な10代ならばいざしらず、ターンオーバーに時間がかかるようになった肌には、洗顔さえも刺激になるので、朝の洗顔はぬるま湯で洗うだけの時もあります。
肌がザラザラしてきたり、毛穴汚れが気になってきたら、ピーリング石鹸を使ってスペシャルケアをします。
こうやってメリハリをつけることで、スキンケア効果が上がってきたのです。
乾燥しやすくて、ベタベタとたくさん使っていた美容クリームの量も、メーカー推奨分で良くなりましたし、重ね塗りも減りました。
たくさん塗らなくても、肌が潤った状態でいられるのです。
美容クリームが足りないのではなくて、肌がカラカラだったのだなと気付くことができました。
メイクは矛盾との戦いです。
「朝もクレンジング料を使って洗顔をする」という固定概念にとらわれず、美肌でいられる、あなたなりのバランスを探してみてはいかがでしょうか。
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